HARUKA’s Blog

『溜息の断面図』というアルバム
2017-06-10 20:31 | -

絶叫したりギターを叩き壊したり自分の体を傷だらけにしたり血を流したり

そういうことがしたかった

めちゃくちゃにしたかったしめちゃくちゃになりたかった

嫌われて後ろ指を指されてそれでもすごい存在になりたかった

 

それが私の始まりでハルカトミユキの始まりだった

 

でも私は女で大きな声も体も持ってなくてどうしていいかわからなかった

いつもくすぶっていた

ぶち壊してやりたかった 自分も周りの世界も

だから自分たちの方法を探していた

叫べないコンプレックスを抱えて 爆音で空間を切り裂けないコンプレックスを抱えて

 

たった一言でたった一行でその場をぶち壊せる言葉

その場を凍りつかせる言葉

人の心を突き刺す言葉

自分自身を傷だらけの血まみれにできる言葉

 

それをずっとずっと探していた。

 

 

もう何年前のことかも覚えていないけど

知り合いのパンクバンドが自分の企画になぜか私たちを呼んでくれた 

アコースティック編成の私たちを

パンクバンドに混ざって下北沢屋根裏でライブをした

お客さんはあんまりいなかった

でもすごく嬉しかった

何に怒っているのか自分でもよくわからないままに敵意だけでステージに立っていたあの頃

誰にもわかってたまるかと思いながら誰かに

全部わかってほしかったあの頃

 

 

 

『溜息の断面図』というアルバムで

私はやりたかったことをやったし言いたかったことを言った

今ならこれができると思った

あの頃のめちゃくちゃだった私たちを

それでも衝動だけはものすごくあった私たちを

今やっと昇華させてあげられた 

そんな気がした

あの頃から探し続けてきた言葉が見つかったのかはわからない

そんなこときっとほんとうはいつまでもわからない

だから聴いてほしい

どうか聴いてほしい

 

 

これをライブでどんな風に歌えるだろう

 

6月28、29、30日のツーマンライブ

戦わずしてのノーサイドはないと思っているから

敬意と愛を持って戦いたい相手を選んだ

 

知ってる人にも知らない人にも、今の私たちで誠心誠意挑みたい

 

寄り添わないのが私の敬意

睨みつけるのが私の愛

ひねくれていようとも

 

 

ぜんぶプロテストソングでぜんぶラブソングだ

きみに出会えるだろうか

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